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148件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1952-07-23 第13回国会 参議院 本会議 第68号

先ず第一に、防空演習が行われるというこの事実は、その規模の大小如何にかかわらず、いずれの国かの飛行機が、焼夷彈なり、爆彈なり、或いは原子爆彈のようなものを積んで日本のどこかを目標として空襲爆撃にやつて来るという、いわゆる仮設の敵に対する戰争状態を想定して行われる一つ軍事行動であるという前提の上に立つものと考えなければならないのであります。

高田なほ子

1952-07-03 第13回国会 参議院 本会議 第61号

併し来るべき世代の戦争は、百箇の原子爆彈に対して五百箇の原子爆彈を備えたとしても、それは一箇の価値もないどころか、ただこれによつて保証されるのは驚くべき破壊のみである」と申しております。更に言葉を次いで、「この驚くべき破壊の下で保証されるものは、勝利でもなければ防衛でもない。ただこの恐ろしい破壊を回避し得る一つの途は、人間の常識を叡智まで高めることにあるのだ。

高田なほ子

1952-06-17 第13回国会 参議院 通商産業委員会 第51号

ですからそれがやれタンクを作るの、或いは原子爆彈を作るのというようなことになれば、それは問題になる。併しそれは先ほども申しましたように、そういう工場施設だとか、生産されたものだとかを切離して考えられないのでありまして、それがどのような機関が、どのような組織がそれを使うのかということと一体をなしてないと考えられないと思います。

佐藤功

1952-06-12 第13回国会 衆議院 本会議 第53号

もし毎日々々のラジオが、日赤に協力して、国連軍に血液を出しましようと放送をしたかわりに、朝鮮戰争を一日も早くやめるように、原子爆彈、細菌戰は禁止するように、平和を脅かす国外、国内のじやまものと闘うように呼びかけたのでありましたら、どれだけ赤十字の博愛人道精神が生きていたかと思わざるを得ないのであります。

苅田アサノ

1952-05-27 第13回国会 衆議院 本会議 第46号

原子爆彈製造工場労働者の闘争は、世界人類の平和と幸福のための鬪争であつて、公共の利益に反するものでは断じてあり得ないのであります。すなわち、平和と民主主義のとりでである中ソを敵として、アメリカ軍隊によつて日本の国の安全はともかく、自己の安全を保ちたいという政府と、国民は今やまつたく相反する立場に対立しておるのであります。

柄澤登志子

1952-05-16 第13回国会 参議院 内閣・厚生連合委員会 第2号

B29がなかつた、電波探知機がなかつた、原子爆彈がなかつただけの話なんです。一人々々の軍人を比べたならばどの軍人といえども未だ曾つて弱くて負けたのではない、むしろ強すぎて厄介がられたのであります。この人々一千万人をここに泣かせて、恨ませて、そうしてこれから政府は一体祖国防衛をどうしようと言われるのか。一方に東條内閣に参画したるところの過去の大臣追放解除になつて堂々と恩給をもらつておるのです。

松原一彦

1952-04-28 第13回国会 参議院 法務委員会 第33号

アメリカで現在原子核物理学を研究している人が、そうして原子核物理学理論に基く原子爆彈理論上又実際上の知識を豊富に頭の中に持つた人が、紙一枚持たないでも東独乃至ソ連に行くことが、アメリカの現在の軍事上の機密の最上のものと考えている立場から、如何に恐るべきものであるかということで、これも問題になつている。

羽仁五郎

1952-04-26 第13回国会 衆議院 法務委員会 第43号

また、原子爆彈に対抗するようなものでなければ戰力ではないと弁疏し、総理大臣のごときは、参議院において、自衛のための再軍備は憲法にいう戰力ではないなどど言つて、ひどく逆襲をされて遂に取消すなど、時代の移りかわり従つていろいろと言いまわして糊塗しようとする状態がまことによく現われております。今回の法案でもこれと同様のきらいがあります。

佐竹晴記

1952-04-18 第13回国会 衆議院 法務委員会 第36号

たとえば日本原子爆彈基地が設けられたとします。これは客観的な事実とします。それに対してどこそこに原子爆彈基地が設けられた、そうするとこれは戰争ともなればいの一番に相手方から空襲を受けるであろう、さあ危いぞ、この近所は逃げようじやないかということをだれかが意見発表いたしたといたします。事実は客観的にある。しかもまだこれを流布されておらぬという場合、これはひつかかりましよう。

田中堯平

1952-04-17 第13回国会 衆議院 法務委員会 第35号

たとえば原子爆彈の性能あるいはジエツト機の威力、新兵器の話などがいろいろ新聞に掲載される例がございますが、大体さようなものはアメリカ新聞、雑誌あるいはその他に出所があるものと私ども考えておりますので、それらの事項をこちらで取上げましても、そんなものは一切機密に入らない、さように私ども考えております。

岡原昌男

1952-04-17 第13回国会 参議院 大蔵委員会 第42号

現にもうアメリカの本国においてさえ原子爆彈が来た場合にどうしようかというので防空施設がされておるということは向うの新聞にも載つておるし、写真なんかもどんどん来ておつて日本だけ安全だ、ニユーヨークやワシントンが危いというのに、この前線基地が一番安心だ、大丈夫だというような岡崎さんのような楽観論にばかりついて行けない、曽つて国民政府言つておる通りについて行つてひどい目に会つたのでありますから、今度

菊川孝夫

1952-04-11 第13回国会 衆議院 大蔵委員会 第48号

米国側の意見といたしましては、日本原子爆彈を貯蔵しておきたい、あるいは細菌兵器を貯蔵しておきたいというようなことで、軍の機密に属するといつて、これはまつたく秘密裡に運び込まれるというようなことになりますが、そのようなことは、はたしてあなたのお考えでは、アメリカ合衆国の安全を保持するために必要である、従つてまた日本の安全のためにも必要であるというふうに解釈されて、これを黙認すするお考えでありますか。

高田富之

1952-03-25 第13回国会 参議院 本会議 第24号

(「その通り」「植民地に……」と呼ぶ者あり)原子爆彈のみが民族を破壞するものではないと思うのでありますが、日本の純潔を守るためには、一切の外国軍隊駐兵を(「簡單々々」「質問をしろ、質問をしろ」「売国奴」「黙つていらつしやい」と呼ぶ者あり)駐兵を拒否しない限りは、(「緊急質問をしろ)と呼ぶ者あり)このていたらくにおいては到底この害毒を一掃することはできないと思いますが、首相の御所見をお伺いしたいのであります

高田なほ子